第6次千代田区地域福祉活動計画
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人と人とのつながりが希薄化しているといわれて久しくなりますが、世界が大きく動き、歴史の大きな転換点にいることを認識できる現在、心の安定や安心感を得るために交流やふれあいの必要性が再認識されています。 社会問題となっている8050*問題、ひきこもり*、生活困窮者支援、児童虐待など、きめ細かな柔軟な対応が求められる多様な課題に対応するためには、公的サービスだけでは対応できないことは明らかです。 急激な少子高齢化に伴い、財政負担や公平性の観点から保険給付の見直しなど、年金、医療を始めとする社会保障制度の改正が毎年繰り返されています。令和5年4月には子育て支援を推進するためこども家庭庁の発足、令和6年には介護保険制度の改正が予定されています。 一人ひとりが安心して日常生活を営むことができるために社会保障制度の充実は必要ですが、それ以上に人と人とのつながり、地域のつながり、地域力、地域福祉の推進が重要です。 地域福祉の担い手である社協は、第5次はあとプランの進捗状況を確認、検証するとともに、千代田区地域福祉計画2022と相互に連携して千代田区における地域福祉を一層推進するため取り組むべき2つの重点テーマを設定しました。 9 第第第第 章章章章 3333 重点重点重点重点テーマテーマテーマテーマ

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