第6次千代田区地域福祉活動計画
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家族形態、生活様式、価値観が複雑多様化し、地域福祉への期待と重要性がますます高まっています。それに伴い、地域の社会資源をつなぎ、新たなサービスの創出を行うコミュニティソーシャルワーカー*には幅広い知識と高度な調整力が求められます。 従って、地域福祉推進の中核を担う社協職員は、日々の業務を通して必要な知識や能力を習得するだけでなく、研修やOJT(職場内訓練)、スーパービジョン(上位者からの助言指導)等を活 ⽤しながら⾒識を広め、区⺠や関係機関から信頼されるよう能⼒向上に努めます。 また、能力の高い人材を必要数確保するために、労働環境の整備や待遇向上に取り組むとともに、社協の業務がやりがいのある魅力的な仕事であることを広く発信していきます。 地域福祉推進の中核を担う社協が、地域のネットワークを活かし様々な担い手を効果的にコーディネートするうえでは、社協組織の体制強化が不可欠です。社協の職員一人ひとりが地域とのつながりを強化し、地域の実情や社会資源を把握することはもちろんですが、それを支える事務局体制、財政基盤を安定化させ持続可能な体制を築くことが必要です。 このような観点から以下の4つの取組を進めます。 デジタル化の普及・推進デジタル化の普及・推進 デジタル化の普及・推進デジタル化の普及・推進コロナ禍において、従来の対面によるコミュニケーションが難しくなりましたが、新たなコミュニケーション手段としてIT機器等の活用の有用性が認識されました。 アフターコロナの段階に入った今、対面に加えて、IT技術を活用した新たなコミュニケーション方法を積極的に取り入れることで、時間と空間に捉われないコミュニケーションが可能になります。 また、IT技術の活用により外出が難しい方や障がいのある方とのコミュニケーションの円滑化が図れます。さらに、様々な生活ニーズの把握や地域情報の収集、情報発信の効率化が図れるなどデジタル化の普及・推進は重要です。 一方で、デジタル化の推進にあたっては、新たな技術や手段になじめない方への支援も並行して進める必要があります。 職員一人ひとりの能力向上と人材確保職員一人ひとりの能力向上と人材確保 職員一人ひとりの能力向上と人材確保職員一人ひとりの能力向上と人材確保24 第第第第 章章章章 5555 社会福祉協議会組織体制社会福祉協議会組織体制のののの強化強化強化強化 社会福祉協議会組織体制社会福祉協議会組織体制~~~~地域福祉推進地域福祉推進のののの担担担担いいいい手手手手としてとしてとしてとして~~~~ 地域福祉推進地域福祉推進

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