皆さん、こんにちは。麴町地区担当の奧山です。
ここ最近ですっかり冬の寒さに変わってきましたね。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
12月14日(土)番町小学校の避難所防災訓練に職員3名で参加しました。
訓練には、番町小学校避難所運営協議会委員の方々と住民の皆様14名と、避難所運営を担当する区の避難所班より、7名の職員が参加されました。
コロナ渦を経て、5年ぶりの実動訓練でした。
番町小学校避難所運営協議会委員長より、「災害が来ると言われつつも、どうしても緊迫感を持ち続けることが難しい中、今日は緊張感を持って訓練に取り組みましょう。」とお言葉をいただき、皆様が積極的に参加されていました。
区の被害想定を基に、この避難所の役割に関する説明があり、その後は物資供給班と情報班に分かれて実動訓練を行いました。
物資供給班は、防災倉庫の確認や物資を配布する際の誘導や案内表示の出し方など、意見を出し合いながらシュミレーションを実施しました。
倉庫内には、段ボールベッドや照明・食品が収納されており、中には、アレルギー対応クッキーやオムツなど、配慮が必要な方向けの備品も揃えられていました。
倉庫の中のブレーカーの位置や、倉庫から体育館に台車やリヤカーで運ぶ際の動線はどうなっているかなど、気づいたことを積極的にお話されていました。
情報班では、情報交換の方法としてMCA無線の体験を行いました。また、避難所に沢山情報が寄せられる中、どのように情報を整理・選択し、発信するのかを考えました。訓練支援業者の方から、情報の更新は元の紙の上に貼り重ねるといい・変更は赤字で書くといいなど、実践的なアドバイスがとても参考になりました。
更に、蓄電池やガス発電機の作動確認を行い、炊き出しのシュミレーションも行い実践さながらの訓練となりました。
こうした訓練を定期的に実施することで、いざという時に動けるようにしたいと職員同士で振り返りをしました。
これからクリスマスや年末年始・お正月とイベントが続きます。
少し早いですが、よいお年をお迎えください。