千代田ご近所かわらばん

社会福祉法人千代田区社会福祉協議会

ご近所福祉活動とは?

ちよだ社協は、区民のみなさんと協力して、地域の支え合い活動である「ご近所福祉活動」(町会福祉部活動)をすすめています。

高齢になっても障がいがあっても、子育てをしていても、住み慣れたまちで安心して住み続けていけることを誰もが願っています。何らかの手助けを必要として公的なサービスを利用している人もいますが、求めるサービスを受けられない人もいます。そんな時に頼りになるのが、家族であり、友人であり、そしてご近所人たちです。

しかし、核家族化や人間関係の希薄化などが原因で、助けを求める“声”を出せない人がいて、不幸な事故につながることも少なくありません。ご近所福祉活動は、地域の中で区民のみなさんがお互いに福祉課題について考え、解決していこうという活動です。

地区別情報交換会の様子
地区別情報交換会の様子
福祉部主催の隣人祭りの様子
福祉部主催の隣人祭りの様子

ご近所福祉活動の効果・いいところ

ちょっとした見守りや簡単なお手伝いでもひとりで行うと負担になったりもします。町会ならみんなで手助けを分け合うことができ、困ったときにアドバイスをしあうこともできます。さらに、ご近所福祉活動を広げていくことで、今まで行われていた隣り近所の支え合いを次の世代に受け継いでいくことができると考えられます。個人が抱える問題は、決してひとりだけの問題ではなく、どの家庭でも起こりうること。地域全体の共通の課題として、解決方法を共に考えていくことが必要です。

  • ちょっと困ったときに気軽に相談ができます。
  • 必要な人に必要な情報を伝えることができます。
  • 身近な地域の方とお互いに助け合うことができます。
  • 日常生活の中で異変に気づき、素早く対応することができます。
  • 孤立感を防ぎ、人とのつながりや心のつながりを大切にした活動です。
  • 地震などの災害のときに、日常のつながりが効果を表します。

ご近所福祉活動を支えるための6つの支援

区民の皆さんだけで解決できないこともたくさんあると思います。そんな時、ちよだ社協は、区役所、民生・児童委員、あんしんセンター、ボランティアグループ等の関連機関と連携し、区民の皆さんとともに、解決に向けた方法を考えていきます。また、ご近所福祉活動をすすめるための6つの支援を行っています。お気軽にちよだ社協までご相談ください。

  • ご近所福祉活動をすすめる町会に活動助成金を用意しています。
    (年間60,000円)
  • 地区担当の社協職員がご近所福祉活動の企画や提案や活動のお手伝いをします。
  • 困ったことがあったら相談にのり、必要に応じて関係機関へつなぎます。
  • 新しい福祉サービスや地域の情報を「ご近所かわらばん」でお知らせします。
  • 研修会や福祉部同士の情報交換を行います。
  • 活動中の事故に備え、保険に加入をします。

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