こんにちは、神保町地区担当の小川です。
子どものころ、ホームビデオが自宅でも気軽に楽しめるようになったころ、我が家でも日常の様子をよくホームビデオに収めていました。
今ではスマートフォンの普及とともに、ビデオから動画へ。長い記録から短い記録へと変化を遂げています。
また、8㎜ビデオしかなかったころの貴重な映像試写会を、神田三崎町町会の皆さまが設けましたので、私も会場に伺いました。
内容は写真ではお見せすることができませんが、昭和30年初頭の町会(※主に青年団)の活動や現在の神田三崎町町会周辺の様子が鮮明に映像に残っていました。
1回の試写会では収めた映像を全部観ることはできませんでしたが、1時間ちょっとの上映の中で私が驚いた映像トップ3をご紹介したいと思います。
驚きの映像 第3位 「町会の皆さん自転車で狭山湖へ」
現在でいう「レンタサイクル」で、東京の郊外武蔵村山市にある狭山湖(遊水地)まで町会の皆さんでサイクリングに行った様子が収められていました。
その他にも、町会のレク行事でいろいろなところに外出に行かれた様子が収められていました。
驚きの映像 第2位 「町内の薬剤散布」
青年団の方々が、噴霧器を使用して町会内を薬剤散布消毒している映像がありました。現在では考えられないことですが、東京オリンピックの開催に向けて、衛生面に力を入れていた様子がわかりました。
現在はなくなりましたが、ツベリクリン集団予防接種の映像もありました。
驚きの映像 第1位 「人の多さ」
神保町町会連合の催しですが、専大通りを封鎖し、道幅目いっぱい使ってラジオ体操をしている映像に目を奪われました。
その他にも、火災や神田川氾濫による膝上までの浸水の様子など、当時の水道橋界隈の様子を知る貴重な映像が満載でした。
町会の今を知るための情報が、様々なところに映像として残っているように感じました。
引き続き神田三崎町町会では、映像の記録上映会開催を検討しているようで、また映像の続きを見ることができることを楽しみにしています。