皆さんこんにちは。和泉町地区担当の渡辺です。
朝晩は大分涼しくなり、上着が無いと肌寒さを感じる季節となりました。朝晩の寒暖差も激しくなってきたのでこれから紅葉がどんどん見頃になっていきますね。
さて、先日の日曜日、東神田町会で行われた防災食試食会へ参加させていただきました!
今年は関東大震災から100年を迎える年。いつもよりも防災に対する意識が高まっていると感じます。
小学生のお子さん連れの親子からご高齢の方まで年齢層はさまざま。
会場の岩本町ほほえみプラザのホールがびっしり埋まるほどの参加者の皆さんの姿からも、防災に対する意識の高さが感じられました。
防災食試食会では今泉マユ子先生をお招きし、約2時間、日頃からできる備えや防災食の美味しい食べ方について、常備食を災害時に調理するコツについてなど目からウロコなお話がたくさんありました。
個人的に印象的だったのは下記の点です。
非常食は非常時にしか食べないため、あまり美味しいという印象を持つ方が少ないということ。
確かにそうです。特に乾パンは水分と一緒に食べないとご高齢の方には食べにくい食料品であり、私自身もとても美味しい!と思ったことはありません。
フルーツ缶詰の液に浸したら柔らかくなりご高齢の方でも食べやすくなる
マヨネーズやケチャップなど自宅の冷蔵庫に入っている調味料を1つプラスするだけで、「あ、美味しい!」という新たな発見にもつながり、いざとなったときにより食事を楽しめるきっかけにもなるそうです。
みなさん、「ローリングストック」という言葉を知っていますか?
ローリングストック=備え
と思われがちですが、ストックしているものを回していく(消費していく)ことが大切です。
備蓄品は3~5年の賞味期限のものが多いですが、賞味期限が切れちゃって処分した…ということはありませんか?
そのような事態を防ぐためにも普段から備蓄品を少しずつ食べ、また補充することがまさしく「ローリングストック」になります。フードロス削減と普段から防災食に慣れておくことができるため、私自身も生活の中にローリングストックを意識していきたいと改めて感じました。
普段の調理だけでなく、災害時にも役立つおかずも実際に作って味見をしました。
学んだことを自分の家族や友人へ伝え、みんなで知識を広めていくことがとても大切なことだと思います。
いつ起こるかわからないことだからこそ、日々の意識づけが大切になっていきます。
もしもの時に強い町になれるよう、地域の皆さんとのつながりを維持していくことも私たち社協の役割です。
普段の困りごとを互いに共有し合い、日頃から顔の見える関係を維持していけたらと思います。
これからますます寒さが厳しくなってきます。
皆さんどうぞお身体にお気を付けてお過ごしください。
和泉町地区担当 渡辺