社会福祉法人 千代田区社会福祉協議会

こんにちは！かがやきプラザ多世代交流担当の加藤です。
8/17（土）に実施した「体験しよう！はじめてのブラインドサッカー」の様子をお知らせします。

視覚障がい者スポーツ界のスーパーアスリートのヨッシーさんこと葭原滋男さんと
乃木坂ナイツの皆さまに教えていただきました。

ブラインドサッカーのボールはどんなものかご存じですか。
大きさは通常のボールより一回りか二回り小さめで、少し重量感があり、中に鈴が入っています。
鈴の音はボールの位置を把握するためのとても重要です。

サッカー初心者の私も参加者の皆さまと共にチャレンジしてみました！

まずはボールは使わず2人一組に。
講師の動きをマネするゲームです。
でもただマネするだけではありません。
1人はアイマスクをします。
アイマスクをしていないパートナーが講師の動きを見てアイマスクのメンバーに説明します。
アイマスクのメンバーが講師と同じ動きをできれば終了です。
簡単なゲームですが、いやいや、難しい。
右手を曲げてと言っても、前に曲げるのか横で曲げるのか正確に教えてあげなければいけません。
見えてない人に細かく説明するってほんとに難しかったです。
このゲームならお友達や家族と簡単にできるので皆さんもぜひやってみてください。

この他、全員アイマスクでお誕生日でグループ分けしたり、名前順に並んだりしました。
積極的に自分から声掛けをする、もしくは、声掛けに反応することが肝心のゲームでした。

いよいよボールを使うコーナーです。
グループに分かれてアイマスクをして的にボールを蹴るゲームをしました。
ガイドの人が的の方向に立っていて色んな声掛けで誘導。
蹴るひとは声を頼りに歩いたりボールを蹴ったりしました。
チーム戦をとても盛り上がりました。

最後は我こそは！という方とヨッシーさん達との一対一のゲーム。
さすが立候補された皆さん。
アイマスクをしていてもボールの鈴の音を聞いて華麗な足さばきでボールを運んでいらっしゃいました。
もちろん、ヨッシーさんの足さばきや動きもキレッキレでしたよ！

ブラインドサッカーはとにかくコミュニケーションが大切だと感じました。
見える人、見えない人が協力する社会を目指して
お互いの立場にたって普段からコミュニケーションを取れるようになればステキですね。
今回は子どもから高齢者までブラインドサッカー体験を通じて
言葉を交わし、ふれあい、自然と優しい交流ができました。

暑い中でしたが、クーラーの効いた場所で、貴重な体験ができました。
みなさま、ありがとうございました。