★レポート★ブラインドサッカーから学ぶ心のバリアフリー~世代を超えてパスをつなごう~
こんにちは。かがやきプラザ多世代交流担当の宇治野です。
今回は3月28日(金)に行った、ブラインドサッカーを通じた交流イベントのご報告をします。
この企画は法政大学ボランティアセンター学生スタッフVSPさんの提案で実施した企画です。
打合せを進める中、東京一ツ橋ロータリークラブさんにも協働いただけることになり、講師にNPO法人日本ブラインドサッカー協会の方を迎えることができました。
また千代田区サッカー連盟の協力も得て、参加者も子ども、大学生、大人(高齢者も!)が集まったイベントとなりました。
イベントはVSPさんによる「法政大学ミニツアー」から始まります。
大学生が案内役に5チームに分かれて食堂や校舎の説明をしながら会場の体育館に向かったのですが
コースには「26階から街をみる」ビュースポットも盛り込まれ、みなさん、その景色に感嘆していました。
ブラインドサッカーのイベントというと、「ボールを蹴る」というイメージが浮かぶと思いますが
講師より体験イベントでしているのは「コミュニケーションの大切さを知ってもらうこと」と話がありました。
当日も「アイマスクを付けた人に動きを伝えて、行動してもらう」「全員がアイマスクをした状態で輪になり、あいうえお順に並びなおす」といったプログラムに挑戦し、伝えることの難しさ、アイマスクをした状態で動くことの難しさを実感しました。
その後は中に鈴が入っているブラインドサッカー用のボールを使い、誘導に従って目標までボールを投げたり、蹴ったりと、初心者向けのブラインドサッカー体験も行い、改めて自分だけでなく他者と協力することの大切さを体感し、充実した時間となりました。
参加者からは、「見えないことの不安さを実感した」「音が聞こえることの重要性がわかった」
「周りにいる人が適切に声をかけること必要だと思った」との声が寄せられました。
今回の経験から「今度から視覚障がい者の方をみかけたら、声掛けしていきたい」という意見もあり、
今後、地域での暮らしにつながるイベントになりました。
お問い合わせ先
かがやきプラザ
ちよだで多世代交流 Ciao!(ちゃお)
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