神田公園地区のみなさま。こんにちは!
今年も残すところ、一か月となりました。
12月になると、クリスマスやお正月にむけて慌ただしくなってきますが、
一大イベントに向けて活気づいていく雰囲気もいいものですね。
さて今回は、この時期に因んで、歳末地域たすけあい募金についてご紹介したいと思います。

例年、皆様にご協力いただいている「赤い羽根共同募金」と「歳末地域たすけあい募金」ですが、
集められた募金は用途に違いがあります。
歳末たすけあい運動は、明治39年(約120年前!)が運動の起こりといわれています。
その名前の通り、生活に困っている世帯が年末からお正月にかけて安心してすごせるように、
当時の民生児童委員や町会の方々が自発的に、食料や衣類を集めて地域で配った運動が始まりとされています。
そのため、この運動で集まった募金は福祉的な支援が必要な方や、地域福祉団体等に配分されます。
千代田区で集められた歳末地域たすけあい募金は、すべて千代田区内で配分されます。
一方、赤い羽根共同募金は昭和22年(1947年)、戦後復興の中、
民間の社会福祉事業を支援することを目的に始まりました。
集められた募金は
・東京都の区域内に所在し、都民を対象とした各種社会福祉施設や団体(※東京の場合)
・地域福祉を増進する地域性の高い施設・団体
で条件に該当する事業に配分されています。
ひとつひとつの募金に、それぞれ歴史があるのですね。
ちよだ社協は、皆様と地域福祉をすすめていくために、募金のご協力をお願いしています。
どうぞ、ご無理のない範囲でご協力をお願い致します。

神田公園地区担当:鍵元