成年後見制度申立ての流れ② 【診断書以外に取得する書類】
みなさん、こんにちは。
最近は、すっかり秋が深まってきましたね。
そんな中、10/20に『福祉まつり』が開催されますので、
社協内は準備で忙しくなってきました。
さて、本日は成年後見制度についてのお話です。
前回から申立ての準備についてご説明していますが、
まずは医師に診断書を書いてもらう、とお伝えしました。
前回の記事はこちらから。
診断書以外にも取得する書類がありますので、
今回はそれらについて下記の表にまとめました。
書類によって、取り寄せる場所や取得方法が違ってきますので、
事前に電話やインターネット等で確認いただくと安心です。
また、申立書に添付する書類は3ヶ月以内に取得したものになりますので、
申立て書類の作成(次回詳しくご説明します)と並行して取得していくと
余裕を持って準備を進められるかと思います。
いざ準備を始めていくと、疑問点なども出てくると思いますので、
そのときはお気軽にちよだ成年後見センターにご相談ください。
【お問い合わせ】
ちよだ成年後見センター
電話:03-6265-6521
FAX:03-3265-1902
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地権の利用料はいくらかかるの?
みなさん、こんにちは。
スッキリしない天気が続いていますが、
季節はすっかり秋ですね。
肌寒い日も多くなってきました。
さて、今回は「地域福祉権利擁護事業」(地権)の話です。
4回目となる今回のテーマは『利用料はいくらかかるの?』です。
これまでのブログで、「地権」について
福祉サービスの利用手続きや、日常生活での金銭管理のお手伝いをするサービスで、
お手伝いをするのは「専門員」と「生活支援員」とお伝えしました。
過去の記事はこちらから。
次に気になるのは、「利用するのに料金はかかるのか」ということかと思います。
契約を締結するまでの相談や、支援計画の作成などは無料です。
お気軽にご相談頂ければと思います。
有料となるのは、契約締結後の支援からです。
利用料は、下記の通りです。
『書類等預かりサービス』は、通帳や印鑑、
日頃使わないような大切な書類(例:年金証書、権利書、保険証書など)を
お預かりするサービスです。
利用料のことなどの詳細は、専門員にご確認頂ければと思います。
その他、気になることやお問い合わせがありましたら、
ぜひお気軽にご連絡頂ければと思います。
次回は、地権の契約をしている方がどんな風に利用しているかを
例を使ってご紹介したいと思います。
11月上旬公開予定です!
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成年後見 ワンポイントアドバイス 第21号
みなさん、こんにちは。
最近はようやく暑さも和らぎ、
季節が変っていくのを肌で感じています。
さて今回は、8月末に成年後見ワンポイントアドバイス第21号を
発行しましたのでお知らせいたします。
今回の内容は・・・
■「成年後見はじめの一歩」講座を開催!
7月6日に開催した「成年後見はじめの一歩」講座。
今回は、「老活」弁護士としてご活躍の大竹弁護士をお招きし、
「安心して老後を迎えるための制度を知ろう」をテーマに開催しました。
毎年開催している講座なので、機会があればぜひご参加ください!
また開催が決定しましたらブログでもお知らせします。
■成年被後見人等の権利制限(欠格条項)の見直し
現在の法律では、成年後見制度を利用すると、
希望する仕事に就けなかったり、仕事を辞めさせられたりすることがあります。
それは「欠格条項」が設けられているためです。
その「欠格条項」の見直しが、現在進められています。
今回、司法書士の野村先生が分かりやすく解説してくれました。
その他にも、後見人の日常的な仕事についてなどを取り上げています。
詳しくは下をクリックしてご覧頂ければと思います。
バックナンバーはこちらから
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生活支援員内部研修を開催しました
みなさん、こんにちは。
9月に入り、夏も終わりという感じですね。
まだ暑い日はありますが、少し秋めいた気候にもなってきました。
季節の変わり目は体調を崩しやすいですから、
みなさんお気をつけください。
さて、前回のブログで、地権のお手伝いをする人は、
「専門員」と「生活支援員」とお伝えしました。
今回は「地権の利用料はいくらかかるの?」をテーマに更新する予定でしたが、
8月22日に生活支援員向けの内部研修を行いましたので
予定を変更して、そのときの様子をお届けできればと思います。
生活支援員は、地権の利用者さんのお宅に定期的に訪問して支援をしていますが、
その生活支援員の多くは地域の方が担っています。
そんな皆さんの日ごろの活動の中での疑問や悩みの解決につながるような場ができればと思い、
ちよだ社協では年に2~3回、生活支援員を対象に研修を行っています。
今回は、『認知症の基本的な知識と対応方法について』をテーマに、
三井記念病院精神科部長の中嶋医師を講師に招き、
認知症についての基礎知識をはじめ、接し方について学びました。
認知症の予防には、軽い運動と家族以外との対人交流が有効だそうで、
対人交流では、“かしこまる”という感覚が脳に良いそうです。
私たち専門員や生活支援員が利用者さんのお宅に月1~2回訪問しているのも、
利用者さんにとっては良い対人交流になっているのかもしれません。
また、できない結果だけを見て介助をするのではなく、
どこが難しくてできないのかをみて、段階的にケアをしていくことが大切だということでした。
言われてみれば当たり前のことですが、
親切心のつもりでついつい手を出してしまうことはよくあると思います。
その場では何気なしにしてしまうかもしれませんが、一度立ち止まって
それが本当に相手のためになっているのかを考えて支援をしたいものです。
参加した生活支援員の皆さんもそれぞれ思うところがあったようで、
先生へ質問したり、皆さんで意見交換をしたりと、自分ごと化できる良い研修会になりました。
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成年後見制度申立ての流れ① 【診断書】
みなさん、こんにちは。
8月も半ばになると、全国で様々な夏のイベントが開催されて、
夏真っ只中という感じですね。
さて、本日は成年後見についてのお話です。
先日のブログで、『申立てを考え始めたら、
まずは「申立書」「申立ての手引き」を入手しましょう!』とお伝えしました。
(先日のブログはこちら)
当然、入手したあとは申立ての準備をすることになります。
そこで、今回から何回かに分けて、
申立ての準備についてお伝えできればと思います。
早速ですが、今回は『診断書』についてです。
申立てに必要な書類の準備を始めるにあたり、
まずは医師に診断書を書いてもらいます。
法定後見制度は「後見・保佐・補助」と判断能力の程度に応じて
3つの類型にわかれているため、本人にとってどの程度の支援が必要なのか、
診断書をもとに判断する必要があるからです。
診断書は、必ずしも精神科医に作成してもらう必要はありませんので、
まずは普段から本人の病状をよく知っているかかりつけ医に
書いてもらえるよう依頼してみましょう。
診断書を依頼する際は、家庭裁判所の所定の書式(3枚綴り)を用意して、
あらかじめ電話などで確認した上でお願いすると、スムーズです。
もし、かかりつけ医が作成できない場合などは、
認知症・知的障がい・精神障がいの専門である精神科や、
本人が通院がしやすい診療科(内科など)に相談してみると良いと思います。
いずれにしても、診断書作成にかかる費用は、
通常の診断書の場合と同様、当事者負担となります。
ここまで診断書についてお伝えしてきましたが、
実際に診断書を書いてもらおうと思ったときに、
どうすれば良いのだろうと困ることも出てくるかもしれません。
そんなときは、お気軽にちよだ成年後見センターにご相談頂ければと思います。
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地権事業でお手伝いをする人は誰?
みなさん、こんにちは。
先週は暑さ和らぐ日もありましたが、また猛暑がやってきましたね。
今年の夏の暑さは「災害級」ということで、油断大敵です。
意識的に熱中症対策などしていきましょう!!
さて、今回は「地域福祉権利擁護事業」のお話です。
実は、5月から月に1回、月初めに地権の情報を更新しています。
(気付いた方いらっしゃいますか?)
過去の記事はこちらから。
3回目となる今回のテーマは「お手伝いをする人は誰?」です。
福祉サービスの利用手続きや、日常生活での金銭管理の
お手伝いをするサービスというのは分かったけど、だれがお手伝いをするの?
というのは気になるポイントですよね。
お手伝いをする人は、
ちよだ成年後見センターの「専門員」と「生活支援員」です。
専門員はセンターの職員が担っています。
困りごとや悩み事について相談を受け、ご本人の希望を聞いて支援計画を作ります。
契約後も定期的にご自宅等を訪問し、状況や希望の確認をします。
生活支援員は、契約後に支援計画に沿ってご本人のお宅へ訪問し、
福祉サービスの利用手続きや、日常生活の金銭管理のお手伝いをします。
主に地域の方が生活支援員として活動しています。
このように、お一人につき2名体制で支援をしています。
支援の内容は、それぞれの利用者さんに合わせて違いますが、
定期的な支援をするのが『生活支援員』、
支援員からの報告を受けたり、関係機関と連携をとりながら
必要にあわせて柔軟に対応するのが『専門員』だと思っていただければと思います。
(少しイメージできたでしょうか・・・?)
もっと詳しいことが知りたい!こんなことで困っているんだけど手伝ってくれるのか・・・など
お問い合わせがございましたら、お気軽にご連絡いただければと思います。
次回のテーマは「利用料はいくらかかるの?」です。
9月上旬に公開予定です!
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講座開催報告 はじめの一歩講座
こんにちは。
去る7月6日(金)、成年後見はじめの一歩講座を開催しました。
予告していた通り、講師には弁護士の大竹夏夫先生をお招きし、
成年後見制度に関するお話をしていただきました。
大竹先生は、「老活」弁護士としてこれまでに120回以上の
講演をされてきたそうです。ご自身の成年後見人としての体験を交え、
制度のことをわかりやすく解説してくださいました。
みなさんにとって成年後見制度は、法律の専門用語が多く、
とっつきにくい制度なのだと思います。
そういったとっつきにくい制度を、区民のみなさんにわかりやすく
お伝えすることも、わたしたちちよだ成年後見センターの役目です。
そういう意味で、今回の大竹先生の講演は、参加されたみなさんにも
成年後見制度のはじめの一歩を踏み出していただけるもの
となったと思います。
参加されたみなさんからは、
「専門用語がわかりやすかった」
「ユーモアを交えながらの実体験がわかりやすかった」など、
たくさんのご意見をいただきました。
この講座が、ご自身の課題を考え始めるきっかけになると嬉しいです。
ちよだ成年後見センターでは、講座以外でも、成年後見制度に関する
相談をいつでも受け付けております。
お気軽にお問合せ下さい。
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成年後見 ワンポイントアドバイス 第20号
みなさん、こんにちは!
お知らせが遅くなってしまいましたが、
5月に成年後見ワンポイントアドバイス20号を発行しましたので
お知らせさせて頂きます。
今回からデザインを一新したので、今まで読んで頂いている方には
新鮮に感じて頂けるのではないかと思います!
今回の内容は・・・
■ちよだ成年後見センター 平成30年度職員紹介
今年度から、ちよだ成年後見センターのセンター長が交代しました。
また、新しく加わった職員もおりますので、職員紹介とごあいさつをさせていただいています。
こんな人たちがいるんだなーと思っていただければ幸いです。
■東京家庭裁判所「後見サイト」
ちよだ成年後見センターでは、成年後見制度の相談で来所された方へ申立書一式をお渡ししていますが、
これは東京家庭裁判所の「後見サイト」から書式をダウンロードしたものです。
「後見サイト」には他にも様々な情報が掲載されていて参考になる情報が多いですので、
そのご紹介をしています。
その他にも『成年後見制度の概況(平成29年)』などを取り上げています。
詳しくは下をクリックしてご覧頂ければと思います!
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地域福祉権利擁護事業のこと
暑い日が続いています。
梅雨とは思えない、と思っていたら、明けたのだそうです!
いよいよ夏ですね!
こまめに水分補給をして熱中症にならないよう過ごしましょう。
千代田区内には、区施設に23か所、民間団体に22か所の
「ひと涼みスポット」があるそうなので
お出かけの際には活用してみてください!
さて、今回は「地域福祉権利擁護事業」のおはなし。
6月1日のブログでもお伝えしたとおり、
このサービスは、福祉サービス利用の手続きや郵便物の整理、
支払いのお手伝いをするサービスですが
どのような方に利用してもらえるのかをお伝えしますと
「物忘れなどの認知症の症状や知的障害、精神障害などに
よって、必要な福祉サービスを、自分の判断で適切に選択・
利用することが難しい方」
ということになります。
ご本人との契約によるサービスですので、
ご本人が利用を希望していること、サービスの内容をご理解
いただいていることが必要になります。
また、私たちちよだ成年後見センターでお手伝いできるのは
千代田区内にお住まいの方が対象です。
高齢の方や障がいのある方には、
実は区役所からたくさんの書類が送られてくるのですが
その内容をしっかりと理解するのはとても大変です。
そのようなとき「地域福祉権利擁護事業」のサービスで
お手伝いできることがあるかもしれません。
ちよだ成年後見センターへご相談ください!
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成年後見制度の利用を考え始めたら・・・
みなさん、こんにちは。
関東も梅雨入りし、雨の日が多くなってきましたね。
街を歩いていると、あじさいが咲いているのを見ることも増えて、
見ていると気持ちが晴れます。
さて今回は、成年後見制度についてです。
成年後見制度の利用を考え始めたとき、『なにからすれば良いのだろう?』
という疑問がまず最初に出てくるかと思います。
そんなときは、「申立書」「申立ての手引き」を入手しましょう!
書類一式は、ちよだ成年後見センターでお配りしているほか、
東京家庭裁判所のホームページからも印刷が可能ですのでご活用いただければと思います。
「申立ての手引き」には、申立てについて知っておかなければならない重要なことが
書いてありますので、事前にじっくりと目を通してから申立てすることが大切です。
そして、できれば申立ての前に窓口に相談することをお勧めします。
申立ての事情は人によって異なります。
申立ての前に相談窓口で申立ての事情、申立書の記入方法を相談していただくと
良いかと思います。
ちよだ成年後見センターでは職員によるご説明の他、
月2回「福祉専門法律相談」にて弁護士が無料でご相談に応じています(事前予約制)。
こちらもぜひご活用ください!
もちろん、書類一式を揃える前に相談していただくことも可能ですので、
お気軽にご相談ください。
ご質問などございましたら、お電話やFAX、
またはこちらにてお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。
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