社会福祉法人 千代田区社会福祉協議会

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ちよだ成年後見センターBLOG

神田で元気でながいき教室@神田連雀

2014/11/14

平成26年度 神田で元気でながいき教室が、

11月8日神田連雀にて行われました。

ちよだ成年後見センターからも講師で参加をさせて頂きました。

 

「私の歩みノート これからの人生を私らしく暮らすために」

★映画エンディングノートの上映から、

 「私の歩みノート」への実際の記入をしてみよう!
 

 というテーマでながいき教室が行われました。

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ちよだ成年後見センターでは、このエンディングノートを作成し、

皆様の終活のお手伝いもしています。

「終活?」

就活ではなく、終活です。

自分の終わりを自分の意志を残すことで、

残った家族や周りの人に対して、事前に準備をしていくことです。

 

言えないことも、言えなかったこともあるでしょう。

伝えたかったこともあるでしょう。

誰かに伝え残すツールを提案しています。

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公証役場で残す「遺言書」とは違い、法的な効力はありません。

遺言書が、財産の想いを託す厚いものであれば、

エンディングノートは、覚書として

大事な相手へ想いを残すことが出来るものです。

 

生きている人すべてが平等に迎え入れる最期に対して、

エンディングノートを使うことで整理をしながら、

計画した予定の多くを行動に移し、その足跡を残すことが出来ると思います。

 

 

多くは家族に残す最後のメッセージかもしれませんが、

対象は家族ではなくても、お世話になった方への最後の礼状としても。

そしてもう先に別れを添えた、伝えたかった相手にも。

 

海に小瓶を流すように、その想いを航海へ出すことで

自分の最期の後悔を溶かすことが出来るかもしれません。

 

ただ最期なんて想像もつきません。

だからこそ、想像力を膨らませてから、実際に行動してみることが、

人生の幕引きの美しさを、より洗練させたものになるかもしれません。

 

自分の葬儀は、自分では見れません。

この花はなんだ!この写真はなんだ!この香典返しはなんだ!

「なんだ!」を自分で減らしていくこと。

自分だけでなく、家族や友人と一緒に、その減らす階段を上ること。

 

そこには、自分が判断能力が落ちたら、認知症になったら・・・・・

自分の心配は、自分で差し押さえておきたい気持ちを尊重します。

 

そこには、貫く自分の生き方と、周りへの思いやりがあると思います。

少し体が弱ってきたな・・・物忘れが多くなった気がするな・・・

そんな自覚症状を感じたら、まずはご相談ください。

 

将来に備えての見守りサービスや、福祉サービス利用支援事業、

成年後見制度の説明など、終活に必要な提案を、

成年後見センターは揃えております。

 

是非お気軽にご相談ください。

 

またエンディングノートの講習会のご用命もお気軽にご相談ください。

 

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(成年後見センター 佐藤)