神田で元気でながいき教室@神田連雀
平成26年度 神田で元気でながいき教室が、
11月8日神田連雀にて行われました。
ちよだ成年後見センターからも講師で参加をさせて頂きました。
「私の歩みノート これからの人生を私らしく暮らすために」
★映画エンディングノートの上映から、
「私の歩みノート」への実際の記入をしてみよう!
というテーマでながいき教室が行われました。
ちよだ成年後見センターでは、このエンディングノートを作成し、
皆様の終活のお手伝いもしています。
「終活?」
就活ではなく、終活です。
自分の終わりを自分の意志を残すことで、
残った家族や周りの人に対して、事前に準備をしていくことです。
言えないことも、言えなかったこともあるでしょう。
伝えたかったこともあるでしょう。
誰かに伝え残すツールを提案しています。
公証役場で残す「遺言書」とは違い、法的な効力はありません。
遺言書が、財産の想いを託す厚いものであれば、
エンディングノートは、覚書として
大事な相手へ想いを残すことが出来るものです。
生きている人すべてが平等に迎え入れる最期に対して、
エンディングノートを使うことで整理をしながら、
計画した予定の多くを行動に移し、その足跡を残すことが出来ると思います。
多くは家族に残す最後のメッセージかもしれませんが、
対象は家族ではなくても、お世話になった方への最後の礼状としても。
そしてもう先に別れを添えた、伝えたかった相手にも。
海に小瓶を流すように、その想いを航海へ出すことで
自分の最期の後悔を溶かすことが出来るかもしれません。
ただ最期なんて想像もつきません。
だからこそ、想像力を膨らませてから、実際に行動してみることが、
人生の幕引きの美しさを、より洗練させたものになるかもしれません。
自分の葬儀は、自分では見れません。
この花はなんだ!この写真はなんだ!この香典返しはなんだ!
「なんだ!」を自分で減らしていくこと。
自分だけでなく、家族や友人と一緒に、その減らす階段を上ること。
そこには、自分が判断能力が落ちたら、認知症になったら・・・・・
自分の心配は、自分で差し押さえておきたい気持ちを尊重します。
そこには、貫く自分の生き方と、周りへの思いやりがあると思います。
少し体が弱ってきたな・・・物忘れが多くなった気がするな・・・
そんな自覚症状を感じたら、まずはご相談ください。
将来に備えての見守りサービスや、福祉サービス利用支援事業、
成年後見制度の説明など、終活に必要な提案を、
成年後見センターは揃えております。
是非お気軽にご相談ください。
またエンディングノートの講習会のご用命もお気軽にご相談ください。
千代田区社会福祉協議会 ちよだ成年後見センター
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(成年後見センター 佐藤)