ワンクリック請求にご用心!
GWいかがお過ごしでしたでしょうか。
私は河川敷で審判をしておりました、成年後見センター佐藤です。
「スマートフォンのワンクリック請求の新しい手口」が横行している
という情報を頂いたので、掲載を致します。
法テラス(http://www.houterasu.or.jp/service/shouhishahigai/oneclick/index.html
国民生活センター(http://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/adultsite.html
情報処理推進機構(IPA)(http://www.ipa.go.jp/security/txt/2013/05outline.html
2014年12月頃から「請求画面の表示と同時に写真を撮られてしまったようだ」
という相談が寄せられています。
従来は「請求画面が表示された」という部分で留まっていました。
各所で、スマートフォンのまつわる手口は横行しています。
スマートフォンのワンクリック請求の対処法や新しい手口について確認をします。
①新しい手口:請求画面が表示された時にシャッター音が聞こえた
スマートフォンで表示される請求画面は、パソコンのように不正プログラムによって
請求画面を繰り返し表示しているわけではなく、ブラウザに請求画面が表示、
保存されているだけです。
「請求画面が表示されたときに、シャッター音が聞こえた」ため、
写真を撮られたのではないかと不安を覚えたとのことですが・・・・・
ブラウザによるウェブサイト閲覧だけでは
スマートフォンのカメラ機能を制御したり、撮影した写真を
ネットワークを使って、相手に送信することは出来ません。
では、なぜカメラのシャッター音が聞こえたのか?
利用者の操作をきっかけにブラウザ上で音楽ファイルの再生は出来ます。
つまりは、請求画面を表示させる際に、シャッター音の音楽データを再生させ、
利用者に自分の写真が撮影、送信されたと誤認させることが狙いです。
これにより、個人に関する情報が業者に伝わってしまったと利用者に誤認させ、
利用者が慌ててメールや電話で業者へ連絡を取らせる意図があります。
②請求画面が表示されても慌てず対応を
従来の手口も含めて、ワンクリック詐欺の基本的な手口は、利用者に対して心理的に
不安や焦燥館を与えることで、メールや電話をさせ、その連絡先にさまざまな理由で
高額な支払を要求するものです。
請求画面が表示されても慌てず、タブの削除や閲覧履歴の消去を行い、ブラウザに
表示された請求画面を消すこと。決して業者に連絡を取らないことが重要です。
もし業者に連絡してしまった場合や契約の成立に関して不安を感じる場合は、
千代田区消費生活センターhttps://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kurashi/shohi/shohi/pamphlet.html
や、悪徳商法バスターズが設置されている、ちよだ成年後見センターまでご連絡ください。
【情報提供頂いた、O様ありがとうございます】
千代田区社会福祉協議会 ちよだ成年後見センター 〒101-0065 千代田区西神田1-3-4西神田庁舎4階 【電 話】5282-3100 【FAX】5282-3718 【E-mail】 kouken@chiyoda-cosw.jp