はじめの一歩②を開催しました
2017/9/28
9/15(金)、成年後見はじめの一歩②を開催しました。
講師は、久保厚子さん(全国手をつなぐ育成会連合会会長)と
川口純一さん(成年後見センター・リーガルサポート副理事長)に
お願いしました。
お二人は成年後見制度利用促進委員会の委員と臨時委員です。
今回は、「障がい者の後見はだれが担う?」というテーマで対談して
いただきましたが、この課題は、障がい分野でも高齢分野でも非常に
大きなものです。ですが、今回の対談では、
「後見人が親と同じことができるとは考えてはいけない」
「親が10できるとしたら、後見人は1か2だから、それをできるだけ10に
近づけるために、支援ネットワークを作る」
といった方向からの話になりました。
今後、制度の利用を促進していくために、地域連携ネットワークを
作っていくことになっています。なぜこのネットワークを作って支援を
していくことが必要なのか、ということへの答えにもなっていると思いました。
今年度の成年後見はじめの一歩は、①と②の2回で実施しました。
①の池田さんのお話も②の久保さんと川口さんのお話も、今後、制度を
より良いものにしていくため、上手く制度を利用するために、
とても刺激的なものでした。
すべての疑問がすっきりとなるのは難しいかもしれませんが、
ご自身が、ご家族がこれから成年後見制度を利用していく際のヒントに
なったのではないかと思います。
参加してくださったみなさま、ありがとうございました。