社会福祉法人 千代田区社会福祉協議会

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ちよだ成年後見センターBLOG

エンディングノートのこと

2019/2/28

みなさん、こんにちは。
最近は少しずつ暖かい日も増えて、季節の移り変わりを感じます。

 

さて今回は、『エンディングノート』についてです。
ご存知の方も多いかと思いますが、エンディングノートは
人生の終末期に向け自身の希望や伝えたいことを、家族や大切な人に残すノートです。
終活ノートとも呼ばれています。

 

ちよだ成年後見センターでは、オリジナルのエンディングノート
『私の歩みノート』をご用意しており、希望の方に無料で差し上げています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人生に別れを告げることを想像するのは、抵抗があるかもしれません。
しかし、誰しも人生には限りがあります。
それをしっかり受け止めた上で、自分らしく、ときめきある人生を送ることができれば、
それは幸せなことですよね。

 

『私の歩みノート』は、万が一に備えて、家族へのメッセージや終末医療の方針、
葬儀やお墓のこと、認知症になった時のことなどを書きとめておくノートです。

 

「私はこうやって生きたい。」「こうしておきたい。」と思うことは素晴らしいことです。
このノートを活用して、希望を書きとめておくことで、将来への不安も少なくなるかと思います。
きっと、将来利用する福祉サービスの見方も変わるはずです。

 

 

自分が歩んできた人生を、ちょっと立ち止まって振り返ってみませんか。
がんばってきた「私」の他に、今まで気づかなかった「私」を見つけることができるかもしれません。

 

「将来が不安だな」と思うことがあれば、ちよだ成年後見センターにもご相談ください。
あなたの将来を一緒に考えるお手伝いができるかもしれません。
また、書き方のご案内もしていますので、ぜひお気軽にご連絡ください。

 

 

【お問い合わせ】
ちよだ成年後見センター
電話:03-6265-6521
FAX:03-3265-1902
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講座開催報告『座談会 後見監督人って誰?』

2019/2/18

みなさんこんにちは。
先週雪が舞ったと思えば、今週は春一番が吹くかもしれないとの予報も。
寒さはまだ続くのでしょうが、春が近づいていることを感じますね。
ただ、気温差があると風邪をひきやすいですから、体調管理はしっかりとして
いきたいものです。

さて、
2月13日(水)に、親族後見人のための勉強会を開催しましたのでご報告します。
今回のテーマは、後見監督人でした。
申立てをする前に「監督人がつくかもしれない」と、聞いたことがあったかもしれ
ないまま、実際に監督人がついて戸惑う方もいるのだと思います。

前半は、石坂弁護士から「どんなときに監督人がつくのか」「監督人の役割」
についてお話していただきました。
また後半はグループに分かれ、植松司法書士、蓑田社会福祉士にもアドバイザー
として加わっていただき、みなさんの状況に合った疑問にお答えしました。

 

実際にどんな方が監督人になるのか、会ってみないとわからないことですが、
アドバイザーの方たちのお話をきくと、監督人に限らず、専門職後見人も
基本的にはご親族と連携して、ご本人を支援したい気持ちがあります。
あまり身構えることなく「気軽に相談」することが一番だと感じました。

とはいえ、どうすればいいのかわからないときがあるかもしれません。
その様なときには、ちよだ成年後見センターへご相談ください!

 

 

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【地権事業】生活支援員を募集しています!

2019/2/1

みなさん、こんにちは。
あっという間に2月になりましたね。
今年は暖冬(それでも寒いですが・・・)ということもあり、
都内ではほとんど雪が降りませんね。

 

さて現在、ちよだ成年後見センターでは、
地権事業の生活支援員を募集しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※画像をクリックすると拡大します

 

このブログでもお伝えしているように、地権事業は、
高齢、または知的障がい・精神障がい等で判断能力に不安がある方を対象に、
見守り訪問、介護保険など福祉サービスの契約立会いや、
利用料の支払いの同行、書類の整理などを行う事業です。

その中で生活支援員は、社協の職員(専門員)の依頼内容に基づいて、
定期的に利用者宅を訪問しています。
詳しくは、こちら(地権でお手伝いをする人は誰?)をご覧ください。

 

生活支援員の活動に興味のある方がいらっしゃいましたら、
まずは3月6日(水)の説明会にご参加頂けますと幸いです。

 

【募集要項】
報酬:時給1,000円(交通費実費)
募集人数:若干名
応募資格:
①千代田区在住の20歳以上の方
②福祉に関心が高く、地域貢献活動などに携わっている方
③月数回、平日の日中2~3時間活動ができる方
選考方法:書類選考、面接
応募方法:
3月6日の説明会に参加ください。
その際、必要書類をご案内します。

 

【説明会】
とき:平成31年3月6日(水) 14:00-15:30
場所:かがやきプラザ4階 会議室
※説明会への参加申込は、ちよだ成年後見センターまでご連絡ください。

 

気になることがありましたら、
お気軽にちよだ成年後見センターまでご連絡頂ければと思います。
説明会へのお申込、お待ちしております!

 

 

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成年後見制度申立ての流れ③ 【申立書類①】

2019/1/17

みなさん、こんにちは。
今回のブログは、久しぶりに成年後見制度についてです。
6月あたりから申立ての準備について更新していましたが、
なかなかUPできず、随分間が空いてしまいました・・・

 

さて、10/15のブログでは診断書以外に取得する書類についてご説明しました。
今回は、それらの書類取得と並行して行いたい、申立書類の準備についてです。

(申立書類は、ちよだ成年後見センターでお配りしています。
また、東京家庭裁判所のホームページからも入手が可能です。
詳しくは、6/15のブログをご覧ください。)

 

各書類について、下の表にまとめてみました。

 

 

 

 

 

 

 

※画像をクリックすると拡大します

 

基本的には、申立ての手引きに記入例がありますので、
参考にして頂ければと思います。

申立書類には、このほかにも財産目録・収支状況報告の作成も必要です。
こちらは次回ご説明させて頂きます。

 

書類作成時などで、不明な点が出てきましたら、
お気軽にちよだ成年後見センターにご連絡頂ければと思います。

 

 

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『親族後見人のための勉強会』を開催します!

2019/1/8

新年、あけましておめでとうございます。
みなさんは、良い1年のスタートを迎えることができたでしょうか。
(ちなみに、私は初詣でおみくじを引いたら『大吉』でした。)

本年もこのブログでは成年後見制度のことや、地権事業のことなど
様々な情報発信をしていく予定です。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

早速ですが、2月に開催予定の講座のご案内をさせて頂きます。

『親族後見人のための勉強会』として、
第一部で後見監督人の役割・期待されていることについての講座、
第二部で座談会(グループに分かれて情報交換)を行う予定です。

すでに親族後見人になられている方、これからなる予定の方、
それ以外にも、成年後見制度自体に関心のある方が対象ですので、
どなたでも参加していただける講座です。

 

【日時・場所】
日時:2月13日(水)14:00~
場所:かがやきプラザ4階

お申込方法などの詳細は、下記のチラシよりご確認頂ければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チラシのPDFはこちらから

ぜひ、お気軽にご参加頂ければと思います。
お申込み、お待ちしております!

 

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成年後見 ワンポイントアドバイス 第22号

2018/12/17

みなさん、こんにちは。
最近冬らしい気温が続いていますが、今週は暖かい日もあるそうです。
インフルエンザの流行も始まったとのことで、
体調管理には一層気をつけたいですね。

さて今回は、成年後見ワンポイントアドバイス第22号を
発行しましたのでお知らせいたします。

今回の内容は・・・

■「転ばぬ先の杖、自分で決める自分の終活~任意後見~」講座・個別相談会を開催!
11/15のブログでも紹介させていただきましたが、
11/13に「任意後見」の講座と個別相談会を開催しました。
皆さんの関心も高く、たくさんの方に参加いただくことができました。
また講座がある際は、ブログでもご紹介させて頂きます。

■地域で活躍!区民後見人情報
区民後見人として活動している村澤さんに後見人講座を受けたきっかけや
受任してみての感想をお聞きしました。
区民後見人を身近に感じて頂ければと思います。

その他にも、後見人の日常的な仕事についてなどを取り上げています。
詳しくは下をクリックしてご覧頂ければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

ワンポイントアドバイス22号のPDFはこちらから

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地権事業と成年後見制度の違いとは?

2018/12/3

みなさん、こんにちは。
あっという間に12月ですね。
年々、1年が過ぎるのが早くなっているように感じます。

さて今回は、「地域福祉権利擁護事業(地権事業)」と「成年後見制度」の違いについてです。
このブログを読んでいる中で、地権事業と成年後見制度は
何が違うのだろうと疑問に思った方もいるかもしれません。

「地権事業」はご本人との契約により、
日常生活の範囲内でお手伝いする事業です。
日常生活の範囲内』というのがキーワードです。

地権事業ではなく、成年後見制度を利用したほうが良いと判断する場合としては、
ご本人が必要とする援助の内容が、日常生活の範囲を超え
「重要な財産管理や法律行為」、「療養看護等に関する契約」などが必要な場合です。

たとえば、
・不動産の処分(賃貸借契約の更新や解除も含まれます)
・家屋の増改築や修繕
・相続手続き
・施設との入所契約など
このようなことをご本人が1人ですることができなくても、
地権事業の専門員や生活支援員が、ご本人に代わって手続きすることはできません。

このような場合は、成年後見制度を利用し、
後見人等が同意権・取消権、代理権を行使することにより法的に関与することが必要となります。

逆にいうと、ご本人が必要とする援助の内容が、
重大な法律行為に関するものではなく、日常生活上のきめ細かな見守りや支援であり、
適切な福祉サービスを利用するための援助(情報提供、相談・助言、手続き支援等)や、
日常生活費の範囲内における金銭管理の支援である場合は、地権事業を利用することが適当だと考えられます。

なんとなく、違いがイメージできたでしょうか?
明確に切り分けるのが難しい部分ではありますので、
詳しいことは専門員にご相談頂ければと思います。

その他、ご質問やお問い合わせなどございましたら、
ちよだ成年後見センターまでお気軽にご連絡ください。

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講座開催報告 『転ばぬ先の杖、自分で決める自分の終活~任意後見~』

2018/11/15

みなさん、こんにちは。
最近は、一気に寒い日が増えてきましたね。
体調を崩されないよう、お気をつけください。

さて、11月13日に成年後見制度に関する講座、
『転ばぬ先の杖、自分で決める自分の終活~任意後見~』を開催しました。

成年後見センター・リーガルサポート 東京支部常務幹事の相澤氏を講師に迎え、
任意後見制度についてご説明頂きました。

成年後見制度には、任意後見制度と法定後見制度があります。
最近ブログで紹介している申立ての手続きなどは、
「法定後見制度」について書いています。

「法定後見制度」は、すでに判断能力が十分でない方に代わって法律行為(契約)をしたり、
被害にあった契約を取り消したりする制度です。

対して、ブログであまり触れてこなかった「任意後見制度」ですが、
これは判断能力が衰える前に、将来判断能力が不十分になった時に備えておくための制度です。

今は元気でなんでも自分で決められるけど、将来は認知症になってしまうかも・・・
という不安を感じている方は多くいらっしゃると思います。
そんなとき将来に備えるための一つの方法として、任意後見制度があります。

この「任意後見制度」も、利用するには様々な手続きを取ることになります。
今回の講座では、その利用方法を順を追って説明頂きました。

今後、ブログでも任意後見制度のご紹介ができればと思います。

講座には参加できなかったけど詳しく知りたい!などありましたら、
ちよだ成年後見センターにお気軽にご連絡頂ければと思います。

また、今後も講座があるときは、ブログでもご案内しますので、
興味のある方はぜひご参加ください。

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「地権」ってどんなふうに利用されているの?

2018/11/1

みなさん、こんにちは。
11月に入り、上着なしでは厳しくなってきましたね。
乾燥してくる時期でもありますので、程よく加湿をして、
喉など痛めないようお気をつけください。

さて今回は、「地域福祉権利擁護事業」(以下「地権」)の話です。
具体的に「地権」の契約をしている方が
どのように利用しているのかを例を使ってご紹介します。

今回ご紹介するのは、高齢のAさんの例です。

*********************

<Aさんの基本情報>
・70代
・一人暮らし
・最近物忘れが多く、同じ品物をいくつも買ってしまったり、
 通帳や印鑑をどこにしまったのか忘れてしまうこともたびたびある。
・家事も自分ひとりで行うことが大変になってきた。

<契約までの流れ>
Aさんの困りごとを知った地域包括支援センター(千代田区では「高齢者あんしんセンター」)の職員は、
Aさんに「地権」を紹介しました。
後日、専門員が地域包括支援センターの職員と一緒にAさんの自宅を訪問しました。
その際専門員から事業の説明を聞き、Aさんは「地権」を利用することになりました。

<契約後>
契約後は、Aさんの希望で社会福祉協議会が通帳・印鑑を預かることになりました。
具体的な支援としては、生活支援員が見守りを兼ねて月2回の訪問をし、
銀行に同行して生活費を払い戻したり、必要なときには公共料金の支払いをお手伝いしています。
また、地域包括支援センターの支援により介護保険の申請も進め、
家事をお手伝いするためのホームヘルプサービスを利用することができるようになりました。
そして、Aさんは生活の落ち着きを取り戻しました。

*********************

なんとなく、イメージしていただけましたでしょうか?
このように、まず最初に関係機関から相談が来て、ご本人にお会いすることが多いです。
(もちろん、ご家族や地域の方などからのご相談も受け付けております)

「地権」の契約には本人意思が必要ですので、直接ご本人にお会いし、
事業の説明をさせていただいています。
その上で、利用したいということになれば申込書に署名いただいてから契約準備を行います。
※実際にお会いしてから契約までは2~3ヶ月くらいの期間がかかります。

また、今回の例は、関係機関と連携をして本人の利益になるよう進めることができましたが、
実際の支援でも、専門員が関係機関と連携を取りながら支援を行っています。

今回ご紹介した例だけでは、不明な点もあるかと思います。
ご質問やお問い合わせなどございましたら、
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転ばぬ先の杖、自分で決める自分の終活~任意後見~

2018/10/23

みなさん、こんにちは。

朝晩冷える日が続きますね。
体調崩される方が多い時期ですので、
みなさまも体調管理にお気をつけください。

さて、今回は11月13日(火)に開催される講座のご案内です。

『ご自身の終活が不安な方へのアドバイス』をテーマに、
成年後見制度の選択肢の一つ、任意後見制度をどのように利用するのか、
司法書士の相澤先生がわかりやすく解説してくれます。
後半は、司法書士による個別相談会を実施いたします。

一人でこれから先のことを考えるのにも限界があります。
色んな情報の中から、自分にとって一番良い選択ができると良いですよね。
そのうちの一つの選択肢を見つけるために、
ぜひこの機会に参加してみてはいかがでしょうか。

【日時】11月13日(火) 午後2時~3時:講演会 / 午後3時~4時:個別相談会
【場所】かがやきプラザ 4階会議室
【講師】成年後見センター・リーガルサポート東京支部常務幹事 司法書士 相澤浩輝氏
【定員】講演会30名、個別相談会6名

任意後見講演会チラシ

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