成年後見制度申立ての流れ① 【診断書】
みなさん、こんにちは。
8月も半ばになると、全国で様々な夏のイベントが開催されて、
夏真っ只中という感じですね。
さて、本日は成年後見についてのお話です。
先日のブログで、『申立てを考え始めたら、
まずは「申立書」「申立ての手引き」を入手しましょう!』とお伝えしました。
(先日のブログはこちら)
当然、入手したあとは申立ての準備をすることになります。
そこで、今回から何回かに分けて、
申立ての準備についてお伝えできればと思います。
早速ですが、今回は『診断書』についてです。
申立てに必要な書類の準備を始めるにあたり、
まずは医師に診断書を書いてもらいます。
法定後見制度は「後見・保佐・補助」と判断能力の程度に応じて
3つの類型にわかれているため、本人にとってどの程度の支援が必要なのか、
診断書をもとに判断する必要があるからです。
診断書は、必ずしも精神科医に作成してもらう必要はありませんので、
まずは普段から本人の病状をよく知っているかかりつけ医に
書いてもらえるよう依頼してみましょう。
診断書を依頼する際は、家庭裁判所の所定の書式(3枚綴り)を用意して、
あらかじめ電話などで確認した上でお願いすると、スムーズです。
もし、かかりつけ医が作成できない場合などは、
認知症・知的障がい・精神障がいの専門である精神科や、
本人が通院がしやすい診療科(内科など)に相談してみると良いと思います。
いずれにしても、診断書作成にかかる費用は、
通常の診断書の場合と同様、当事者負担となります。
ここまで診断書についてお伝えしてきましたが、
実際に診断書を書いてもらおうと思ったときに、
どうすれば良いのだろうと困ることも出てくるかもしれません。
そんなときは、お気軽にちよだ成年後見センターにご相談頂ければと思います。
【お問い合わせ】
ちよだ成年後見センター
電話:03-6265-6521
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