成年後見制度の申請について ~申立て書類(R2.4.1)など~
成年後見制度に関する情報が集約された
家庭裁判所のHPが一新されたことをご存知でしょうか。
後見サイト(東京家庭裁判所 後見センターより引用)
★https://www.courts.go.jp/tokyo-f/saiban/kokensite/index.html
こちらのサイトでは、制度利用を検討されている方から利用中の方まで
ご活用いただける内容になっています。
今回は、上記の後見サイト内にある情報から
申請(申立て)を検討されている方向けの内容を
ピックアップして、まとめてみました!
①申立てをお考えの方へ(東京家庭裁判所後見センター 後見サイト内引用)
★https://www.courts.go.jp/tokyo-f/saiban/kokensite/moushitate_seinenkouken/index.html
※申立てをする前に確認すべき事項・申立ての手順等がわかります。
②申立てセット一式(東京家庭裁判所後見センター 後見サイト内引用)
★https://www.courts.go.jp/tokyo-f/vc-files/tokyo-f/R020401kouken/110202.pdf
※1種類ずつ、またはワードでのダウンロードを希望される方は
上記①のリンクから「第2 申立ての手順(成年後見・保佐・補助)」の
「2.申立てに必要な書類は事らからダウンロードできます」をご覧ください。
③成年後見人・保佐人・補助人ハンドブック(Q&A付き)(東京家庭裁判所後見センター 後見サイト内引用)
★https://www.courts.go.jp/tokyo-f/vc-files/tokyo-f/R020401kouken/020102.pdf
※申立て書類の書き方や必要書類の取得方法等がわかります。
2020福祉専門法律相談
高齢者や障がい者の権利侵害や福祉サービス利用に関するトラブルのほか、相続・遺言、消費・契約などについて『福祉相談弁護士グループ』の弁護士が相談に応じます。
【相談日】毎月第2・第4木曜日(原則)
【時 間】午後2時~4時20分(※1人40分程度)
【場 所】 かがやきプラザ4階
【対象者】区内在住・在学・在勤の方
【相談料】無料
【申込み】事前予約制です。お電話にてご予約ください。
TEL 03-6265-6521
日程、詳細はこちらから 福祉専門法律相談ポスター
※新型コロナウィルスの影響に伴い、中止・変更になる場合がございますので、ご了承ください。
謹んで新春の祝詞を申し上げます
謹んで新春の祝詞を申し上げます。
新しい年が皆様にとって佳き年でありますようお祈り申し上げます。
昨年よりもより一層、地域の皆様と一緒に、より安心で住みやすい
「まち」を目指して活動していきたいと思います。
皆様のご支援・ご協力のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和二年 元旦
ちよだ成年後見センター 一同
ちよだ成年後見センターでお手伝いできること
こんなことでお困りの方はいらっしゃいませんか?
〇介護保険のサービスを利用したいけどどうすればよいか分からない
〇ヘルパーに対して言いたいことがあるけど言えない
〇督促状がたくさんきている(支払いが滞っている)
〇通帳や証書をなくしそうで不安
〇区役所から書類がたくさん届いているけど良く分からない
〇手続き関係を誰かに手伝ってもらいたい etc…
そんなときはちよだ成年後見センターへご相談ください。
「地域福祉権利擁護事業」でそのお困りごとのお手伝いをさせていただきます。
言葉だけ聞くと難しく感じる事業ですが、簡単に説明すると
「お一人で判断することに不安があり、普段の生活にお困りの方に対して
地域で安心して暮らせるように福祉サービスの利用や手続きのお手伝い」をしています。
具体的には・・・
〇福祉サービス利用のお手伝い
(例) ケアマネージャーやヘルパーなど福祉サービスを利用するとき、契約内容を確認したり手続きのお手伝いをします。
使っているサービスに対してのご意見がある場合、内容を伺い調整します。
〇お金のこと
(例) 本人が行けない場合は代わりに銀行に行って生活費の払い戻しをします。
ヘルパーなどの福祉サービスの利用料や公共料金の支払いをお手伝いします。
〇書類のこと
(例) 郵便物を整理して区役所の書類の記入をお手伝いします。
通帳や印鑑、年金証書やその他大事な書類をお預かりします。
福祉サービスの契約は高齢の方、障がいのある方にとって、「それが自分に本当に合ったものか」「適正な内容か」お一人で判断することはなかなか難しいでしょう。
また書類の手続きについても申請が漏れてしまうと受けられずご本人が損してしまうこともたくさんあります。
対象になる方は高齢者、または知的障がい・精神障がいのある方で、判断能力に不安のある方になっておりますが、その他にも身体障がいのある方や元気な高齢者の方に向けた「財産保管管理サービス」や「将来に備えるサービス」等もございます。
サービス対象者に該当するのか、利用するまでの流れや利用料金など詳しく知りたい方はちよだ成年後見センター(03-6265-6521)にお気軽にご相談ください。
成年後見 ワンポイントアドバイス 第25号
みなさん、こんにちは。
この度、成年後見ワンポイントアドバイス第24号を
発行しましたのでお知らせいたします。
※今回より発行を上期(4月頃)と下期(10月頃)の2回とし、
ページ数を2ページから4ページへと増頁させていただきます。
今回の内容は・・・
■本人情報シート(1ページ)
本年度4月より運用開始となった「本人情報シート」。
なぜこれがあるのか。どのように使用するのか等解説しています。
■詳説 任意後見制度(2.3ページ)
判断能力のある現在から将来に備えておく制度である任意後見制度。
当センターの窓口でもご質問の多い制度です。流れや仕組みについて図示しながら説明しております。
■数字で見る成年後見制度(4ページ)
利用している人はどれくらいなのか。どういう傾向にあるのか。
などなどこれを機会に読者の方々に知っていただく機会になればと思います。
■講座のお知らせ(4ページ)
12月3日実施「人生100年時代をあなたらしく~任意後見と家族信託~」のお知らせを掲載いたしました。
基調講演に加えて司法書士による個別相談会つきの講座です。
ワンポイントアドバイス24はこちらワンポイント25(4ページ構成)から
バックナンバーはこちらからどうぞ!
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ちよだ成年後見センター
電話:03-6265-6521
FAX:03-3265-1902
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学びの秋
みなさんこんにちは。
「○○の秋」という言葉を頻繁に耳にする季節となりました。
今回は皆さんの学びの秋を後押しする講座をご紹介します。
【障害のある子が地域で暮らすために~「親あるあいだの準備」~】
日時:11月11日(月) 14:00~16:00
会場:千代田区障害者よろず相談MOFCA(千代田区一ツ橋1-1-1パレスサイドビル1階)
対象:区内在住・在勤で関心のある方
定員:20名(参加費無料)
【人生100年時代をあなたらしく~任意後見と家族信託~】
日時:12月3日(火)
①14時00分~15時00分(基調講演)
②15時00分~15時30分/15時30分~16時00分(司法書士による個別相談会)
定員:①30名②各3組(いずれも予約制)
会場:かがやきプラザ4階(千代田区九段南1-6-10)
対象:区内在住・在勤・在勤の方
ご不明な点は、お気軽にちよだ成年後見センターにご連絡ください。
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FAX:03-3265-1902
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全国で一斉に公証役場制度の普及を図る「第29回公証週間」が実施されます。
10月ブログ
みなさん、こんにちは
成年後見センター神山です。
10月に入り秋がやってきますね。秋と言えば食欲の秋、おいしい食べ物がたくさんありますね。
さて、10月1日(火)~10月7日(月)までの一週間、全国で一斉に公証役場制度の普及を図る「第29回公証週間」が実施されます。
公証役場というところ、あまり身近ではないかもしれませんが、遺言や任意後見契約などの公証証書の作成、私文書や会社等の定款の認証、確定日付の付与など、公証業務を行う公的機関(法務省・法務局所管)となっています。
公証期間中は、無料電話診断をしてくれるので、相談してみてはいかがでしょうか。
★公証週間や無料電話相談については下記よりご確認下さい。
★区内の公証役場については下記よりご確認下さい。
http://houmukyoku.moj.go.jp/tokyo/table/kousyou/all.html
成年後見制度の中でも、将来判断能力が低下したときにやってもらいたいこと、それをやってくれる人を、判断能力があるうちからあらかじめ自分で決めておく「任意後見制度」の手続きは公証役場で行います。
さらに、ちよだ成年後見センターでは成年後見制度の利用方法や手続き方法などの相談などを受け付けています。成年後見制度は、なかなか理解することが難しく、手続きが複雑だと感じる方が多いようです。
ご不明な点がございましたら、お気軽にちよだ成年後見センターにご連絡いただければと思います。
【お問い合わせ】
ちよだ成年後見センター
電話:03-6265-6521
FAX:03-3265-1902
悪徳商法バスターズ連絡会を開催しました
みなさんこんにちは。
ちよだ成年後見センターの京極です。
少し涼しくなったと思えば、また残暑を感じる今日この頃です。
体調管理をしっかりとしないといけないと感じています。
私も夏バテに十分注意しながら日々生活をしています。
今回は、本年度第2回の悪徳バスターズ連絡会の様子をご紹介させていただきます。
令和元年8月27日(火)にかがやきプラザ4階にて連絡会がありました。
今回の参加者総数25名。
地域住民の方はもちろん、企業の方や社会福祉士、司法書士など専門職の方々など、性別・年齢・職業を越えて、千代田区内の悪徳商法被害防止のために多くの方が集結しました。
初めに令和元年10月12日(土)に開催される。ふれあい福祉まつりの出展の
話がありました。
毎年、バスターズは、ふれあい福祉まつりの出展をしており、今回も出展が決まっています。
時間内ギリギリまで、今年の出展内容を話し合いました!!
さて、どんな内容なのか―
興味のあるそこのあなた!
答えは10月12日(土)、ふれあい福祉まつりで見つけてください。
皆様に福祉まつりを楽しんでいただけるよう「ちよだ悪徳商法バスターズ」一同努めてまいります。皆様もぜひ当日は、ふれあい福祉まつりの参加を心からお待ちしています。
↑ご興味のある方はこちらもご覧ください。
もし活動にご興味のある方がいらっしゃいましたら、
ちよだ成年後見センター(03-6265-6521)にお問い合わせください。
成年後見申立ての流れ⑧~初回報告と最初にすべきこと~
みなさんこんにちは。
ジメジメとした梅雨の時期から一転、猛暑が続いています。
これまでのブログでは成年後見制度の申立てから審判までを見てきました。
いよいよ審判・確定・登記と進んでいきます。
鑑定や調査が終了した後、家庭裁判は後見等の開始の審判をし、併せて最も適任と思われる方を成年後見人等に選任します。
この際に複数の成年後見人等を選任することもありますし、監督人を選任することもあります。
↓
審判の内容は申立人、本人、成年後見人等に書面でお知らせが届きます。
↓
審判所が成年後見人等に届いてから2週間以内に不服申し立てがなされない場合は、後見等審判開始の法的効力が確定します。
※誰を成年後見人等に選任するかという点については不服申立てをすることができません。
↓
審判の確定後は家庭裁判所から法務局に審判内容を登記してもらうよう依頼があります。
<職務説明会>
成年後見人に選任された方のための職務説明会が開かれます。
審判書とともに案内が送付されます。
<初回報告>
後見人に選任され方は、まず本人の財産状況を調査の上、財産目録及び年間収支予定表を作成し、資料を添えて家庭裁判所に提出しなければなりません。提出が終わるまでは急を要する行為以外はしないようにしなければなりません。
<定期報告>
成年後見人等は、定期的かつ自主的に本人の現状や現在の問題等についての報告書、本人の財産目録、その裏付けとなる通帳や領収書類等のコピーを家庭裁判所に提出しなければなりません。
※専門職が成年後見等監督人に選任された場合は報告書は後見等監督人に対して提出します。
詳細は、申立ての手引き(東京家庭裁判所後見サイトより)も併せて参考にご覧ください。
必要書類や申立てについてご不明な点がございましたら、
お気軽にちよだ成年後見センターにご連絡ください。
【お問い合わせ】
ちよだ成年後見センター
電話:03-6265-6521
FAX:03-3265-1902
お問い合わせフォームはこちら
生活支援員の研修を行いました
ちよだ成年後見センターでは千代田区の住民同士の支えあいの一環として地域生活支援員に活動していただいています。
地域生活支援員とは高齢者や知的障がい・精神障がいのある方が、地域で安心して暮らしていけるよう定期的に訪問しおもに手続きや支払いなどのお手伝いをしている地域住民のことです。
千代田区では現在29名の方が登録されています。
長い方だと10年以上活動されている方もいます。
これからも支援員の皆様に長く安心して活動していただくために当センターでは定期的に研修を行っています。
今回は開催した研修の様子をお伝えします。
今回はあるケースを想定し「一緒に歩いているときにご本人が転んでしまったら」、「ご本人のお宅に悪くなりかけの食品があるのを見つけたら」など「こんな時はどう対応するか」という質問8つをそれぞれのグループで検討していただき、全体で共有しました。
それぞれグループごとに活発に意見交換をされており、ご利用者目線のお話が出来たようです。
感想の中には「慣れが出てきて勝手な判断をしないように気を付けようと思った」という方もいらっしゃいました。
これは全職員に共通することですので「ご利用者目線であること」を大切に活動してまいりたいと思います。
順番が前後してしまいましたが、せっかくなので生活支援員の活動について簡単にご説明したいと思います。
●活動内容
・「福祉サービスを使いたい!」という方の相談や契約の立会い、利用料支払いのお手伝い
・「銀行に一人で行くことが不安…」という方と一緒に銀行に行き、払い戻しや支払い
・郵便物を一緒に確認して必要な手続きを一緒に行う etc…
●頻度:大体月に1~2回
●時間:1時間~1時間半程度
社協職員が「専門員」としてペアになっており、慣れるまでは一緒に伺いますので安心して支援ができます。
●活動の流れ
①社協に寄っていただき、専門員より活動の内容を引き継ぐ。
②ご利用者宅訪問・活動
③社協へ戻り、活動内容を専門員に報告する。
④活動報告書を作成
●報酬
時給:1,000円(交通費実費) 別途活動報告書記入で1,000円
もっと詳しく知りたい方はちよだ成年後見センターまでお問い合わせください。
成年後見センター 髙田
【お問い合わせ】
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FAX:03-3265-1902