社会福祉法人 千代田区社会福祉協議会 かがやきプラザ研修センター

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講座レポート

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【報告】区内介護施設にて介護支援ロボット検証中です。

2018/12/2

今年度の新規事業として、介護職の介護負担や腰痛の軽減を図ることを目的として、介護支援ロボットの導入と検証事業を行っています。

今年度は、「一番町特別養護老人ホーム」、「特別養護老人ホームかんだ連雀」の2施設にご協力いただき、検証事業を行っています。

この検証事業では、介護支援ロボットを導入するだけでなく、導入期間中は、月に1回フォローアップ講習を行い、介護支援ロボットの効果的な使用方法を学び、定着化を図っています。

フォローアップ講習では、「(介護支援ロボットの)アシストがないと重い~!」という感想がありますが、忙しい介護の現場でもその効果をぜひ感じてもらえればと思っております。

【報告】喀痰吸引等研修(第2号)を開催しました。

医療的なケアができる介護職を養成するため、今年度の新規事業となる「喀痰吸引等研修(第2号)」を実施しました。

この研修は、基礎研修(8日間)と指定施設での実地研修(約5日程度)がセットになった研修で、基礎研修は受講できても、実地研修先を確保することが難しいとの声を受けて、開催にいたりました。

施設や在宅の介護の現場で日々忙しく働く7名の受講生が、朝から夕方まで学びました。

実技試験では、みなさん大変緊張されていましたが、ベテランの講師から「みなさん、しっかりしているので大丈夫。」と太鼓判を押されたとおり、全員合格です。

12月から1月にかけて、実地研修です。

 

【報告】平成30年度第1回多職種協働研修を開催しました。

9月27日(木)18時30分から、多職種協働研修を開催しました。

医療職と介護・福祉職、合わせて92名の専門職の参加がありました。

テーマは、「認知症の人と家族の同時支援~家族対応困難例を考える~」。和光病院院長の今井幸充先生をお招きして、同テーマでお話しいただき、事例紹介と課題提起をスタッフの寸劇で行い、それに対し、多職種でどう連携し、支えるかをグループで意見交換しました。

特に、グループワークでは、事例のご本人やご家族に対し、自分の職種でできること、他職種に協力をお願いしたいことなどをポイントに話し合いました。

アンケートでは、「家族、本人のニーズを聞けているか、自分のペースで引っぱってしまっていないか?」、「それぞれの役割がみえた」、「ドクターも含めた連携機会は非常に少なく貴重」、「困った時に意見が聞ける関係性が作れた。」といったご意見をいただきました。

この研修では、普段、接することが少ない職種の方と会えるだけでなく、その職種の考えを聞くことができます。

同じ千代田区の中で顔の見える関係づくりに向けて、今年度は2回開催します。次回の開催は3月を予定しています。