<人がやらないほうがいいこともある>ICTのお話と見本市1日目開催しました!
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機械は人の代替ではない
よりよいケアのためのツールの利活用
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令和3年度介護報酬改定でもポイントとして挙げられているテクノロジーの利活用。
介護を取り巻く環境においてICT・IOTの導入は避けては通れないテーマとなりました。
人件費を減らすため、介護報酬加算のため、上司や法人が導入しろと言ってくる・・・
ICTの導入が必要な理由は各施設・事業所で様々かもしれません。
しかしその目的は一緒。
「利用者のケア(介護の質)の向上」
そして
「介護職員の負担軽減とモチベーションアップ」
ではないでしょうか。
ICTはそのための、あくまでツールです。
自分の五感、作業ではまかないきれない部分を代替してもらい
あるいは人の手ではできないことをテクノロジーが補うことで、
より利用者の意思にそったケアが職員の負担減できるようになります。
(例えば施設利用者の排泄について)
ルーチンや経験、予測による人の管理によって利用者にトイレを促したりしますが、人の体はそれだけでは予測しきれないものです。利用者の体調によってトイレに行きたいタイミングは異なりますし、そのせいで失禁してしまった、なんてことも。加えて巡回を行う職員の負担もそこにはあります。
センサー等を導入することで、利用者がトイレに行きたい適切なタイミングにだけ職員が介護に向かうといったことが可能になります。
これは簡単な例でありますが、人も機械も完ぺきではない。人にできることも限界は当然あるので、テクノロジーで補いながらケアをしていくという考え方が大切なのだと今回の研修では学びました。
なにか見えざる圧力のように思えていた「ICT」も、少しその姿が見えてきて安心しますね。
今回の「介護職がよく分かるICTの話と見本市(1日目)」ではこのようなお話を聞くことができました。
ご登壇いただきましたのは宮本隆史さん。
介護施設に積極的にICTを導入している社会福祉法人 善光会理事・最高執行責任者・統括施設局長でいらっしゃいます。
宮本さんの法人でどのように、どんなICTを導入してきたかのお話をしていただきました。
もちろんここまであげたようなポジティブな点だけでなく、費用や体制、職場の理解など導入の障害となるネガティブな点もあげていただき、両方の点を踏まえて、どのように検討していくかについて実例をもとに学ぶことができました。
来週29日の2日目は実際に商品を提供されている企業の方も参加していただき、ICT見本市をオンラインで開催します。
これは研修として紹介される商品の購入を推奨するとかそういうお話ではなく、実際にどのようなモノがあるか知ることで具体的に導入イメージを図るための内容となっています。引き続き宮本さんにご登壇いただきます。
どんなモノと出会えるのか今から楽しみです!
2日目お申込み、まだまだ受付中ですので、見本市だけでも参加されたい方はぜひお申込みください。
詳細・お申込みはこちらより。
https://www.chiyoda-cosw.jp/kensyu-c/2021/08/26/2879/
1日目にご参加いただきました皆様、ありがとうございました!
最後に参加者の方の感想を少しご紹介します。
・内容が明瞭で分かりやすかったです。
・夜間だと特にオンラインのほうが参加しやすいです。
・海外にいても貴重なセミナーに参加できたこと非常に感謝しております。
・ICTについて理解が深まった
・介護業界には程遠いテクノロジーを既に導入されている方のお話しを直接拝聴できたこと、またZoomによって移動時間を気にせず済み、大変満足しています。
・スマート介護士資格の講座を是非オンラインで行って欲しいです。
・大変貴重なお話しで、時間が経つのが速かったです。質疑応答では、テクノロジーの開発者の方のご意見も伺えたので、来週も益々楽しみです。本日は有難うございました。