<新たな視点で課題突破!>スーパービジョン型事例検討会開催しました
12月4日(金)に介護・医療・福祉の専門職の方を対象とした「スーパービジョン型事例検討会」を開催しました。
事例検討会と銘打ってますが、この研修は提供された一つの事例をもとに行う事例検討会を通して、スーパービジョンの視点を学ぶという新しい形の研修です。新型コロナウイルス感染症対策をとった上で対面開催いたしました。
(実は今年度2回目の開催です。初回報告ができず申し訳ありません汗)
今回提供されたテーマは「家族の支援を得られない認知症高齢者をどのように支援するか」。
多くの相談支援者が携わる、認知症の方と支えるにあたって関わる複合的な課題。
支援者は実際に接する中で「どのように今後支援していけばいいのか」悩みや葛藤を抱えがちになってしまいます。
そこでスーパービジョンの視点を取り入れ、俯瞰して自分の内面を棚卸しをすることから始めます。
また自分とは異なる立場や業種の方からの質問やアドバイスを得ることで、八方ふさがりな状況を打破するヒントを得られたらと思います。
今回スーパーバイズしてくださったのはTRY星野社会福祉士事務所代表の星野美子さん。
公益社団法人日本社会福祉士会理事、成年後見法学会常任理事、公益財団法人東京都福祉保健財団高齢者権利擁護センターアドバイザーなど多方面でご活躍の認定社会福祉士です。
狭くなりがちな視点を、丁寧な進行でほぐしていただきました。
参加者のコメントを通して、事例の中に眠る本当の課題やそれに対してのアプローチ方法を考えるきっかけの回となりました。
ご参加いただきました皆様、事例提供者様、本当にありがとうございました。
参加いただいた方の感想を少しご紹介します。
<ご参加いただいた方からの感想>
・結論に飛びつかず、理解の流れをつくっていただけた
・久々の現場の事例検討でとても良かったです。対面式のリアルな感情がわかる研修はありがたいです。
・いろいろなご意見をうかがえて大変勉強になりました。
・事例検討前後の変わり様がすばらしかったです。事例検討スーパービジョンはすっきりしてよいです。